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2007年 03月 26日
夕飯を終えた頃
電話のベルが鳴り響いた。 私が受話器を取ると 懐かしいアノしゃがれ声で 「おばちゃんだよぉお。げんきぃ?」 と・・・独特な訛りのある声・・ 「ああ~~~っっ屋久島のおばちゃん!!」 ハタチくらいの頃だろうか・・・ 突然、一人で旅行をしてみたい。と思った。そして大きなザックを背負って旅に出た。 行く先は ・・・・・・・「屋久島」 初めての一人旅。 今考えると、本当によくもまぁ あんなにパパパ~っと決めた計画で行ってしまったと 恐ろしくも感じるが 若さとはそうゆうコトなんだろうと思う。 それから早○年!? 毎年、お歳暮の時期になると 我が家には大きなダンボールに入った まあるい太陽みたいなオレンジ色のポンカンが届く。 毎年、ダンボールの箱を開け、甘酸っぱい香りを嗅ぐたびに ぱぁ~~~とあの記憶が甦るの。 初めての一人旅の途中 ある小さな温泉に立ち寄った。 そこは公民館が隣接されている温泉で 地元のおばあちゃん達の社交の場らしく、持ち寄ったお昼ごはんやらお菓子が 机の上にいっ~ぱいに広げられていて なんだかとても楽しそうな雰囲気だった。 温泉から上がって、そこで一人ポツンとくつろいでいる見知らぬ顔の女の子。は さぞかしモノ珍しかったのだろう・・・ たちまち地元のおばちゃん達のアイドル!?になり お昼のそうめんやらお菓子やら、果物やら・・・与えられ そして 質問攻め! 「何してるの~?何処からきたの~~?」 そりゃあそうだ。 普通に考えても真っ昼間の地元の公民館に、 風呂上りの若い女の子が一人くつろいでいたら・・・・・・いろいろと想像を巡らしてしまうワ。ねぇ!ソワソワって。 それからしばらく話をした後、記念に外の縁側に並んで皆で写真を撮った。 10人位いる中の 一番元気で人なつっこい笑顔のおばちゃんに住所を教えて貰って おやつをビニール袋いっぱいに詰めて貰ってソコを後にした。 そこで住所を教えて貰ったおばちゃんが 今日の電話の主。 キクミおばちゃん。83歳。 屋久島旅行を終え、その時、皆で写した写真を送って以来 お歳暮を贈りあう素敵なお付き合いに発展☆ 去年の暮れからどうゆう訳か音信不通となってしまっていたから きっと何かあったんだろうと思っていたけど 体調を崩して入院していたそうで でも無事でなにより。 今日は久々に元気な屋久島のおばちゃんの声が聞けて 本当に本当に嬉しかった! おばちゃん!絶対にまた会いに行くから!元気でいてね。 アノ公民館での出会いから今日、この日まで続いているご縁 必ず大きな意味があるんだろうナ☆ おばちゃんとの出会いに感謝です。 そしてとかく最近はメールやチャットの字会話で済ませてしまうけど 今日はあらためて 電話の良さ。を実感しました。 空間を超え 無意識の内に会話の主を頭で描き、その映像と重なり合って 声を耳で感じると その人の温もりやパワーが感じられるんだよね☆ 今日もありがとう。
by happy-de-happy
| 2007-03-26 21:07
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